歯みがき粉の話

子どもの歯磨き粉の種類どっちがいい?ペースト、ジェル、粉の良い点悪い点まとめ

一般的に「歯磨き粉」と呼ばれているものはペースト状に作られている練り歯磨き剤の事で、実際は練り歯磨き剤、ジェル状、粉状のものは総称して「歯磨剤(しまざい)」「歯磨き剤」と呼ばれています。

昔昔は、食塩や植物など歯磨剤が粉状だった為、今でも歯磨剤の事を「歯磨き粉」と呼ぶ習慣が根付いています。

さて、今よく使われている子ども用の歯磨剤の種類は大きく分けて、ペースト状の練り歯磨き剤、ジェル歯磨き剤、粉状の歯磨き粉だと思います。

歯科衛生士
歯科衛生士
ペースト状の練り歯磨き剤、ジェル歯磨き剤のどっちがいいか悩むと思いますが、最近は歯磨きが難しい小さな子どもや介護が必要な方ペット(犬)に使える粉状の歯磨剤も流行しています。
子ども用の歯磨剤は、どれを使ったらいいのか、練り歯磨き剤とジェル、粉のメリット・デメリットをまとめてみました。

ペースト、ジェル、粉 歯磨き粉の違いは?年齢や使い方、どれを選んだらいい?

大人用の歯磨き粉は、虫歯だけでなく歯周病や歯肉炎、口臭など使う人の要望によって少しずつ有効成分や薬用成分が違っていて、たくさんの種類が売られていますよね。

子ども用の歯磨き粉は、基本的に虫歯予防です。

子ども用の歯磨き粉にもたくさんの種類がありますが、意外と選び方はシンプルだと思います。

ペーストとジェル・粉 歯磨き剤の違い

ペーストとジェル・粉の違いは簡単に言うと、

「発泡剤」「研磨剤」が入っているか入っていないか。

歯に有効成分が行きわたりやすいか行きわたりにくいか。

歯に有効成分がくっついて残りやすいかどうか。

ペースト状の練り歯磨き剤のほとんどに「発泡剤」と「研磨剤」が入っています。

ジェル歯磨き剤と粉状歯磨き剤には「発泡剤」と「研磨剤」が入っているものはほとんどありません。

ペースト状の歯磨き剤よりジェル歯磨き剤の方が、歯に行きわたりやすく、歯に有効成分が残りやすいと言われています。

ペースト状の歯磨き剤は泡立ちが多く、うがいの回数も多くなります。

歯磨き後のうがいの回数で有効成分が流れてしまいますよね。

メリットとデメリットを詳しく説明します。

ペーストとジェル・粉 歯磨き剤のメリットとデメリット

ペースト状の歯磨き剤 メリット
  • 「発泡剤」が入っているので、取れにくい歯垢を取れやすくする=乳化剤の役割
  • 「研磨剤」が入っているので、着色汚れ(ステイン)が落ちやすい。
ペースト状の歯磨き剤 デメリット
  • 「発泡剤」が入っているので、泡立ちで早く吐き出したくなる。
  • 泡立ちだけで磨いた気分になる。
  • 泡立ちが多く、うがいの回数が多くなり、歯に有効成分が残りにくい。
  • 「発泡剤」の成分、ラウリル硫酸ナトリウムその他の発泡剤が合成界面活性剤なので、小さい子どもは注意が必要かも。
  • 「研磨剤」が入っているので、磨き過ぎでエナメル質を削ってしまう可能性がある。(知覚過敏の可能性も。)
ジェル状の歯磨き剤 メリット
  • 「発泡剤」が入っていないので、泡立ちがなく、1本ずつゆっくり磨ける。
  • 泡立ちがないので、うがいの回数が少なくで済み、有効成分が歯に残りやすい。
  • ジェル状の方が口の中全体に行きわたりやすい。
ジェル状の歯磨き剤 デメリット
  • 「発泡剤」(=界面活性剤)が入ってないので、歯垢(油系)が水分だけでは取れにくい可能性がある。
  • 「研磨剤」が入っていないので、着色汚れが取れにくい。
粉状の歯磨き剤 メリット
歯科衛生士
歯科衛生士
今後、赤ちゃん~小さい子ども用の歯磨き剤として主流になってくると予想するうがい無しでOKの粉状の歯磨き剤(例えば【ブリアン】)でお話しすると・・・
  • ペースト・ジェル歯磨き剤に入っている成分の毒性や刺激などの心配がない。
  • 口の中に行き渡らせる(塗る、かける、含ませる)だけで、うがい無しなので、有効成分が口に残ったまま。
  • 飲み込んでも大丈夫なので、赤ちゃんから使える。
  • 虫歯菌を減らす菌を歯に行き渡らせるので、歯磨きを嫌がる赤ちゃんやイヤイヤ期の子どもも、歯ブラシのブラッシング無しでもOK。
  • 子ども用の粉状歯磨き粉(【ブリアン】なら)ラムネの粉のような味なので、赤ちゃん~小さい子どもでも嫌がらない。
粉状歯磨き剤 デメリット
  • 歯ブラシでのブラッシングがベスト。

まとめ:歯磨き剤ペースト、ジェル、粉 どんな子どもに向いてる?

歯磨き剤の種類とそれぞれのメリットとデメリットを説明しましたが、相反する点が多いですよね。

どんなタイプの子どもにおすすめかを最後にまとめたいと思います。

ペースト状の練り歯磨き剤・・・

飲み込まずにしっかりブクブクうがいが出来る。

泡が多くなっても最後まで歯を磨ける。

ジェル歯磨き剤・・・

飲み込まずにブクブクうがいが出来る。

電動歯ブラシを使っている。

粉歯磨き剤・・・

歯磨き剤を飲み込んでしまう。

口を開けない赤ちゃん~小さい子ども。

うがいが必要ない粉歯磨き粉は、飲み込んでしまったり、口を開けてくれなくて困っているっていう人におすすめです。

電動歯ブラシを使っているなら、研磨剤が入っているペースト状の歯磨き剤は磨き過ぎに注意が必要なので、ジェル歯磨き剤がおすすめです。

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