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歯みがき粉の話

ソルビット液(=ソルビトール)とは?子ども用歯磨き粉に入ってて毒性はない?

ドラッグストアやスーパー、ネットで販売されている多くの子ども用歯磨き粉に入っているソルビット液とは何なのか、何の為に入っているのか、体に悪い危険な物なのかどうかを検証してみました。

ソルビット液は、たいていの子ども用歯磨き粉の原材料の一番最初に表示されています。

一番前に書いてあるという事は原材料として一番多く入っている成分という事です。

ソルビット液は、成長過程の小さな子どもが毎日飲み込んでも体に害がないものか見ていきましょう。

ソルビット液とは?子どもの体への影響を原材料から考える。

ソルビット液のソルビットとは、ソルビトール、グルシトールとも呼ばれていて、糖アルコールの一種であり、糖質系甘味料です。

ソルビット(=ソルビトール)に水分を含ませた物がソルビット液になります。

 

糖質系甘味料とは???

甘味料と聞いたら、人工的な物?添加物なの?って思ってしまいますが、

今の日本で使われている甘味料には糖質系甘味料と非糖質系甘味料があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソルビット(=ソルビトール)は、りんごや梨、桃などに含まれる自然界にあるもので、昔はとても高価でしたが、工業用に開発され、ジャガイモやトウモロコシを原料に、デンプン由来の糖(ぶどう糖)から合成され、安価で量産できるようになったそうです。

つまり、ソルビット(=ソルビトール)はぶどう糖が原料です。

自然由来の物が原料で、危険なものではないかなと、ちょっと安心しますが、問題は産地です。

国産のジャガイモやトウモロコシならまだ安心ですが、半分以上が外国からの輸入だそうです。

そして、デンプン由来の糖(ぶどう糖や果糖、水あめなど)の大半は遺伝子組み換え食品です。

組み換えられた遺伝子が作り出したタンパク質が原料に残っていなければ遺伝子組み換え表示の義務はないので、子ども用歯磨き粉のソルビット液には遺伝子組み換え食品かどうか分かりません。

子ども用歯磨き粉の成分「ソルビット液(ソルビトール)」の役割は何?

ソルビット(=ソルビトール)は、保湿性があり、市販のパン、スーパーやお弁当やさん等のお惣菜の煮物、コンビニのおにぎり、ジャムや羊羹などしっとりさせたい物や乾燥させたくない食品に入っています。

食品だけでなく、育毛剤や整髪剤、化粧品にも保湿効果として配合されています。

ソルビット液は容器内で一定の水分を保ち、歯磨き粉が乾燥でカチカチに固まるのを防ぐ役割をしていると考えられますね。

またソルビット(=ソルビトール)は、水に溶け込むと吸熱反応が起き、ヒヤッと冷たく感じるので、清涼剤としても使われます。

歯磨き粉を口に入れた時に常温のクリームより、少し冷たく感じる方が違和感がなく、スッキリしますよね。

 

ソルビット(=ソルビトール)はそもそも甘味料なので、甘味の役割もあります。

砂糖60%ほどの甘さとされています。

甘味料で磨いて虫歯にならないの?!

ソルビット(=ソルビトール)は甘味料ですが、糖アルコール(ソルビトール、還元パラチノース、キシリトール)は虫歯になりにくい(ミュータンス菌に生化学反応を起こさない)甘味料なので、虫歯になる心配はありません。

 

また、ソルビット(=ソルビトール)は保湿性と同時に水分を一定に保ち、細菌や微生物が生きられる余分な水分を出さない役割があります。

水分がある商品は容器内の保存状態も大事です。

子ども用歯磨き粉に入っているソルビット液の副作用は?体に害はない?

子ども用歯磨き粉に入っているソルビット液の原料や役割は分かりましたが、安全が確認されているのか、飲み込んでも大丈夫なのかを調べてみました。

 

現在ソルビット(=ソルビトール)に発がん性はないとされています。

WHO(世界保健機構)、FAO(国際連合食糧農業機関)などでも1日の摂取量の上限は定められていません。

「極めて毒性の低い物質」とされていますが、言い回しは気になります。

ソルビット(=ソルビトール)は多量に摂取するとおなかが緩くなります。

その特性から、下剤にも使われていて、胃の検査でバリウムを飲んだ後の下剤(D-ソルビトール)として処方されています。

過剰摂取は下痢になる可能性があるので、妊婦さんには注意が必要とも言われています。

必要以上に摂取すれば当然脱水症状になり、命の危険もありますよね。

 

イタリアでソルビトールの摂取で亡くなった方がいるという情報がありますが、その後の調査で実際はソルビトールではなく亜硝酸ナトリウムの過剰摂取によるものだったとの報告があり、ソルビトールが原因ではありませんでした。

また、糖尿病患者がソルビトールを多量に摂取すると、神経障害を起こすという情報がありますが、ソルビトールは腸ではほとんど吸収されないので、食べる物で神経障害が起きるわけではありません。

糖尿病患者は体内で過剰にソルビトールを作り出してしまい、排出とのバランスが取れずに神経細胞内に溜まり神経障害を起こすんだとか。

糖尿病患者は砂糖の代わりに甘味料としてソルビトールを使ったりもしますので、糖尿病患者にソルビトールは危険というのは違うと思います。

結論:歯磨き粉に入っているソルビット液は大量に飲み込まなければ害はない

ソルビットは原料がジャガイモやトウモロコシから作られるぶどう糖だが、人口的に作られているので、人工甘味料であり、食品を加工したり保存したりする目的に使われる食品添加物である。

歯磨き粉におけるソルビットの役割は

  • 水分を一定に保ちながら歯磨き粉をしっとり柔らかくする。
  • ヒヤッと感のある使い心地にしている。
  • 虫歯になりにくい甘味料として。

体への害は

  • 大半が安価で入手できる遺伝子組み換え食品が原料である。
  • 過剰に摂取すると下痢を引き起こす。

ソルビトールが安全か危険かは、体に入る量が問題でした。

水分を含む歯磨き粉である以上、カビなどの細菌や微生物の繁殖を抑えなければいけないし、日が経つにつれカチカチに乾燥したら使えませんよね。

どうしても歯磨き粉に水分を入れてしまうと、添加物は必要なんですね。

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