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歯みがき粉の話

無水ケイ酸とは?子ども用歯磨き粉の研磨剤には毒性がある?

ほとんどの歯磨き粉に入っている無水ケイ酸。

無水ケイ酸とは何なのか、何の為に入っていて、体に害を及ぼす危険な成分なのかどうかを調べてみました。

ソルビット液(ソルビトール)に並び原材料の1番目、2番目に表示されている無水ケイ酸。

含まれる割合が多いのも気になります。

 

無水ケイ酸は、歯磨き粉の「清掃剤」として、多くの歯磨き粉に配合されています。

無水ケイ酸は、二酸化ケイ素、シリカとも呼ばれていて、結晶したものが石英。

さらに透明度が高いものが水晶です。

鉱物図鑑に載ってました。

無水ケイ酸は日本では食品添加物として使用が認められています。

食品添加物としての使用以外にも、乾燥剤のシリカゲルやファンデーションや口紅などの化粧品、シャンプー、制汗商品にも使われています。

 

歯磨き粉の清掃剤で石のような原料?シリカゲル?

こんな物が子どもの歯磨き粉に入ってて大丈夫?!って心配になります。

無水ケイ酸が歯磨き粉の清掃剤として本当に必要なものなのか、何の為に入っているのか、長期間使っても大丈夫なのか、体に害はないのか、詳しく検証していきます。

子ども用歯磨き粉の成分「無水ケイ酸」の役割は何?

歯磨き粉の清掃剤として配合されている無水ケイ酸は研磨剤の役目をしています。

歯磨き粉に表示されている「清掃剤」は「研磨剤」と考えて間違いなさそうです。

「研磨剤」と書かれていると敬遠してしまいますが、「清掃剤」と書かれていたらよく分からないけど何か納得してしまいますよね。

ちゃんと「研磨剤」と表示されている歯磨き粉もあります。

 

なぜ研磨剤を敬遠する人が多いかなんですが、研磨剤で歯を磨くという事は、硬い砂で歯を磨いているようなもので、歯の表面のエナメル質を削っているという事になりますよね。

歯の表面にあるエナメル質はツルツルしていますが、研磨剤でエナメル質が削られるとギザギザになるんだそう。

そのギザギザの溝に食べ物のカスや汚れ、歯垢がたまり、虫歯になりやすい環境にもなるし、黄ばみ等着色の原因にもなると言われています。

着色が気になりまた研磨剤を使うと、一時は白くなってもさらに黄ばむという悪循環にも。

また、エナメル質が削れて更に歯の内部の象牙質が露出してくると知覚過敏の原因にもなります。

 

こういった情報やイメージで研磨剤は敬遠される存在になっていますが、実は歯磨き粉に入っている無水ケイ酸は、結晶を持たない微粉末であり、エナメル質より硬いものではなく、エナメル質を削ってしまう程ではないとされています。

しかし、研磨剤が入っている歯磨き粉を歯ブラシに付けて歯を磨く際に、毎回同じ場所から磨くクセがある人は、歯磨き粉がたっぷり付いている、最初に磨く場所が削れているとも言われています。

 

エナメル質を削っているのは、歯磨き粉の研磨剤だけなく、歯ブラシにも原因があるようです。

歯ブラシの動かす方向や、磨く力の強さ、電動歯ブラシの使い方によって、エナメル質を削っている可能性も。

 

研磨剤が必要ないという訳ではなく、研磨剤には、茶しぶや黄ばみなどの着色汚れ(ステイン)を落としてくれるメリットもあります。

しかし、子どもの柔らかい乳歯に必要かどうかは疑問が残りますね。

 

他にも歯磨き粉に配合されている無水ケイ酸の役割がいくつかあります。

一つは「増粘剤」として。

成分表示に「清掃剤」と「増粘剤」2回出てくる事も多いです。

無水ケイ酸は水分と混ぜ合わせると粘度を高くしたり、成分を分散させて水分を調整、歯磨き粉のプルプルを安定させています。

もう一つは、フッ素との相性が良いとされている事です。

他の研磨剤よりも無水ケイ酸を清掃剤とする方が、フッ化ナトリウムなどの有効成分が不溶化せず安定して配合できるというメリットもあるそうです。

 

他にも、無水ケイ酸の屈折度の低さを利用して、濁りを防いで透明感を出しているそうです。

歯磨き粉にはいっている無水ケイ酸に毒性はある?体に害はない?

無水ケイ酸は厚生労働省に食品添加物として認められています。

結晶を持たない(非結晶)無水ケイ酸は、飲み込んでしまっても体の中で吸収されず、排出されるので体に害があるものではないとされています。

しかし、厚生労働省では食品添加物として認めながらも「母乳代替食品及び離乳食に使用してはならない」という使用基準があります。

乳児でダメなら、何歳からなら大丈夫なの?

100%安全なものかどうか疑問になりますね。

結論:子どもの歯磨き粉には無水ケイ酸のメリットデメリットを考えて利用しましょう

歯磨き粉に使われている無水ケイ酸は、歯の着色を落とす研磨剤、歯磨き粉全体の水分量を調節し、プルプルに保つ増粘剤、が主な役割という事が分かりました。

やはり、水分の入った歯磨き粉にはそのプルプルした粘着性をキープできるような添加物が必要なんですね。

そして、研磨剤入りを選ぶかどうかも考えて子ども用の歯磨き粉を買うようにしないといけませんね。

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