離乳食を始めると、赤ちゃんの歯磨きをいつのタイミングから始めたらいいか心配になりますよね。
赤ちゃんの仕上げ磨きを始めるタイミングは、基本的に乳歯が生えてきたらです。
乳歯が生え始める時期には個人差がありますが、平均的には大体6か月くらいに下の顎に前歯が生え始めます。
離乳食も大体そのくらいの時期に始める人が多いと思います。
この記事では赤ちゃんの歯が生え始めたらどうやって仕上げ磨きを始めたらいいか、どんなふうに磨けばいいのか、歯磨きのタイミングはいつがいいのかなどをご紹介していきます。
Contents
赤ちゃんの歯磨きは最初はガーゼから始める
赤ちゃんの初めての歯磨きには、やはりガーゼがおすすめです。
赤ちゃんは歯が生え始めた時期はまだまだ離乳食も進んでおらず、虫歯の原因となるような要因はほとんどありません。
しかも唾液の量も多くほとんどの汚れは自分の唾液で洗い流されてしまいます。
ガーゼを湿らせて指に巻き付け、歯の表面をそっとなでるだけで十分です。
赤ちゃんが眠ってしまっていてもできるので、最初は慣らす意味でも、ガーゼ磨きから始めましょう。
赤ちゃんの歯磨きをガーゼでする方法
赤ちゃんの歯磨きに使うガーゼのおすすめ
一個づつの個包装になった綿100%のガーゼを使いましょう。
ケアハート 清潔パックに入った滅菌ガーゼ Sサイズ(36枚入)
もしくは赤ちゃん用の歯磨き専用シートがおすすめです
ガーゼでの歯磨きの進め方
ガーゼで歯磨きをスタートする場合、食後絶対などと決めずに、赤ちゃんの機嫌がよく眠くない時間を選びましょう。
口を触られるのも嫌がる赤ちゃんも多いのでいきなりガーゼを巻いた指を入れるのではなく、最初は何もつけていない指で唇やほっぺを触りながら徐々に歯を触っていき、嫌がらなそうだったらガーゼを巻いてふき取ってあげてみましょう。
慣れてきたら徐々に、授乳後・離乳食後・寝る前にガーゼでの歯磨きをするように習慣づけていきましょう。
ガーゼでの歯磨きにおススメの態勢
ガーゼで歯磨きする場合、赤ちゃんはママのお膝の上にあおむけに寝かせてあげる態勢がおすすめです。
どうしても寝っ転がってくれない場合は無理に寝かせずに座ったままでも大丈夫ですよ。
今後歯ブラシでの歯磨きに移行する際にあおむけでゴロンできるようになってるほうがやりやすくなってくるので徐々に練習していきましょう。
ガーゼでの歯磨きの手順
- ガーゼを取り出し、水かぬるま湯で湿らせます
- ガーゼを広げて人差し指に巻き付けます
- 赤ちゃんの唇をめくって歯を挟むようにやさしくつまんで歯の表面をふき取ります
- 終わったらたくさん褒めてあげましょう
ガーゼでの歯磨きから歯ブラシでの歯磨きに移るタイミングは
前歯が4本生えそろってガーゼでの歯磨きに慣れてきたらそろそろ歯ブラシに移行していく準備をしていきます。
とはいえ、いきなり歯ブラシを使うと赤ちゃんが不快に思って歯磨き嫌いになりかねないので、慎重に移行していきましょう。
まずは赤ちゃん用の小さな歯ブラシを歯固め代わりに赤ちゃんに与えます。
このようなのどに入っていかない歯ブラシが安心です。
赤ちゃんに持たせて噛ませてあげてください。
徐々に慣れてきたら仕上げ磨き用の柔らかい歯ブラシを用意します。
歯磨きを始める前に、しまじろうやアンパンマンなどの歯磨きの絵本を読んであげたり、仕上げ磨きをしている動画を見せたりするといいでしょう。
そして大事なのは仕上げ磨きをしたくなるように仕掛けをしてほしいのです。
飲み込んでも安全な美味しい歯磨き粉を少しだけつけると赤ちゃんは歯磨きが大好きになります。
飲み込んでも安全でおいしい歯磨き粉はあまり種類はありませんが、おすすめはブリアンという歯磨き粉です。
ブリアンについてはこちらの記事でも詳しく説明してますので是非読んでみてください。
子供を虫歯にしないためには子供が歯磨き大好きになるのが一番大切
子どもが歯磨きを大好きになるように誘導していくと、いやいや期の歯磨きが格段に楽になります。
赤ちゃんの時からの準備がとても大切なんです。ここで失敗すると本当に後で苦労します。
まとめ
子どもが一生自分の歯で過ごせるかどうかは、この赤ちゃんの歯磨きにすべてがかかっているといっても過言ではないと思っています。
この時期に仕上げ磨きが痛いと感じて歯磨き嫌いになってしまうと、今後の歯磨きにとても大きな影響が出てしまいます。
この時期に歯磨きがとても大好きしてしまえばこちらのものです。
是非手を抜かずに順序を守って赤ちゃんの歯磨きを成功させてください。